お年寄り日記

先日の日記でお年寄り視点のアニメ感想を書こうかと思ったのですが
もともとアニメ好きでもない私は結局「脚本」「演出」「演技」というものを
楽しんでいると気づいて、それについて語るとなるともはや
アニメ語りとは言わないのでは？と、さすがに気づきました。

今から私が語るのは単なるお年寄り日記であることを宣言します。

私が若い時にネットの文章に「年寄り臭い」と感じがことがあり
「私は年寄り臭い文を書かないようにしよう！」と心に決めて
サイト更新をしていたのですが、それが原因で日記を書かなくなって
しまったのでしょうか。
しかし「年寄りの文＝年寄り臭い文」とは違うはず！
若い時に面白がって読んだ文のほとんどは年上の人が書いた
文章であり、年寄りの文章も面白かったはず！

「年寄り臭い文」というのは生活臭かったり、説教臭い文を
言うのかな、と考れば、若い時の決意を曲げずにすむかも。

という訳で正々堂々と年寄りの文を書こうと思います。

ぼんやりとしたテーマは「年寄りにも楽しめるアニメをもっと！」です。

ではまず、年寄りがどんな物か説明します。

私が高校生の頃、同級生の母親が2時間ドラマの前半だけを見て
「疲れた」と言って見るのをやめてしまうという話を聞いて
無意味な視聴スタイルに爆笑したものでした。

若い人には分からないのです。年寄りがどんなに疲れやすいか！
商品開発や市場調査はもっと年寄りを調べるべき！
カップラーメンの「調理方法」の字が小さすぎ！！

さてアニメの話ですが
私は「つり球」を1話見て大好きになりました。
しかし6話位から見るのをやめました。
回るピングドラムも6話位で見るのをやめました。
なぜかというと、先週までの話を忘れるからです。
あと早口が聞き取れない。最近は、チョッパーの台詞も危うい。

それはそれで若い人が楽しめばいいのですが
年寄りが楽しめるアニメとして1話完結の物を作って欲しいのです。
1話で完結してなくても1話だけ見てもそれなりに楽しめるような。

あと、高校生が主人公のアニメが多すぎませんか？
制服率が高すぎませんか？
いい年したおっさんおばはんが見てるんだから
大人が主人公のアニメがもっとあってもいいのに。

高校が舞台だったら教師が主役の方がどちらかといえば
感情移入できるんですよね。
生意気な生徒とクレームの多い保護者と
校長と副校長の派閥の対立と
教師同士の不倫に教育長の視察・・・・。
とかの方が面白いと思ったのですが、つまり私が好きなのは
「家政婦は見た」だったと実感するだけでした。

私は無理してアニメを見ないで2時間ドラマを見ておけばいいんですね。