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夜弥(ヤミ)のオタク道(ウェイ)

ワンピースのことやオタクトーク。

「ユーリ on ICE!!!」が面白い! フィギュアファンとしての感想

こんばんは。

ブログ名を「初老オタクの嘆き」に変更しようと思っている今日この頃です。好きなバラエティー番組はBSフジの「クイズ!脳ベルSHOW」です。
http://www.bsfuji.tv/noubellshow/
老眼の人にも優しいサイトデザインです。

さて、ユーリオンアイスです。

私はソチ五輪で羽生選手にドハマりして以降のフィギュアスケートファンで、スケオタではないと自覚するのはジャンプの見分けができないからです。
それでもフィギュアスケートファンとして、細かい部分もズッポリ「ユーリオンアイス」を楽しめているので、それらも含めて感想を書いていこうと思います。

1話メインで2話の内容も含めての感想になります。



最初から飛ばしてると思ったのが本田武史先生ご本人の登場です。
本田先生の解説は技術的に細かく、かつ分かりやすく演技後すぐに「これは何点くらい出るでしょうね。」とか言ってくれるスペシャリストです。
そんな本田先生も称賛するヴィクトルの5連覇です。



この強化選手のページもリアルすぎて紅茶を吹きそうになりました。特に右の「さぁ、スケートをはじめよう。」のバナー。まじでこんなんありましたよね。
シーズンの節目には「この選手が強化選手から外れた」とか「特別強化選手に上がった」など話題になります。

スケート連盟のページにはジャンプの種類を説明するページもあります。

http://skatingjapan.or.jp/figure/trick.html

これを何度も繰り返し見たのですが、実際の選手の動きは早くて全く見分けがつかなくて今に至る。


 

リアルジャージでフィギュアファンは更に食いつきます。
「これ、あの時のジャージや!バルセロナのボードにサインを書いてた時のやつや!」となります。
外国の選手のジャージもお馴染みのデザインで、ジャージを見ただけでどの国の選手か分かります。中国の選手のジャージってガンダムっぽいですよね。



ここは詳しい人ほど色々と気になったのかもしれませんが、あくまでもスケジュールの説明ということで軽く流します。
実際のグランプリシリーズと違い、ロシア大会が最後になっているので、ファイナル出場選手はロシア大会で決まるという熱い戦いになりそうですね!!

GP(グランプリ)シリーズの6大会の内、2大会に出場し、そこで好成績を残した6人がファイナルに出場できます。各大会で優勝=15ポイント、2位=13ポイント、3位=11ポイント…とポイントを獲得し、その合計点で決まります。

 

非常にテンポよく状況が説明されていきます。
この時刻表を見れば長谷津がどんな規模の町か分かりますし、黒く塗りつぶされた案内表示からは駅が縮小していることを物語っています。

またミナコ先生にとって勇利が希望の星であるような雰囲気なども序盤でトントントンと軽やかに説明してくれます。



ここ!地味ながら最も好きなシーンです。
おそらく両親はスケートに関して、いい意味で鈍いんだろうと思います。でもねえちゃんはネットでの引退のニュースなども目にしてるだろうと思います。スケートはお金のかかるスポーツで、国際大会で表彰台に乗れるような一部の選手以外は大学卒業と共に引退することが多いです。
ねえちゃんのそっと背中を押してくれるシーン、家族の優しさにグッときますよね!



いやー、本当に見どころが多い!
ここで既に勇利はジャパンジャージを着てるんですよね。
ミズノが衣装協力しているので、このジャージも実在してるんだろうと思います。見る人が見れば「懐かしい!」ってなるんでしょうね。

勇利が一番へたくそだったのに、今では勇利が日本代表。
それでも変わらず3人で仲良く練習してる様子に、色んなドラマを感じます。優ちゃんは本当に真っ直ぐにスケートを愛していて、勇利のスケートも真っ直ぐに応援してるんだなぁ、優ちゃんは本当にいい娘だなぁとしみじみします。タケシがイライラしてるのも好感持てる!

 

選手を称える横断幕にもリアリティーがあるのですが、物語が進むにつれて横断幕の内容が変わっていくのも楽しいです。
ヴィクトルが突然長谷津に来た翌日には急ごしらえの手書きの「ようこそヴィクトル選手!」という横断幕に。隅っこに小さく「おかえり勝生勇利選手」と、ついでみたいに書かれてあります。
その次は「長谷津エキシビジョン 温泉 on ICE あと7日」に変わっていました。温泉 on ICE の横断幕は長谷津城にまで付けられていて、町全体が興奮しているのが分かります。ほんの1瞬のシーンですが、長谷津のドタバタが伝わってくる面白いシーンです。
 
 


トレーニングしながら自問自答するシーン。ここの公園も丁寧に描かれていて、1話では桜が印象的です。このアニメでは時間経過もきっちり練られていて、大学卒業の春から物語がスタートして季節の細かい変化が分かるようになっています。
4月なのに突然雪が降ったかと思えば、2話ではこの公園は葉桜になり、リンクまでの道には雪かきした雪がまだ残ってる…。ユリオが来る頃には雪が解けて緑が鮮やかになっている…。
季節の変化とともに、勇利達が成長していくのを見守っていく感じですね。

体脂肪率を下げるエピソードですが、このアニメの振り付け担当の宮本賢二先生も「体脂肪率が何%未満の子じゃないと振付しない」というようなことを実際におっしゃってましたね。その位に自分を追い込んでいる子に踊ってほしいらしいです。

とにかく素晴らしいアニメ!
圧倒的な作画!
魅力的なキャラクター!
緻密に練られた設定!
そして何と言ってもスケート愛!

EDのインスタもリアルで、普段私達が追いかけている選手達のインスタ、ツイッター、ウェイボー(笑)をそのまま見ているようです。勇利の「踊ってみた」動画事件でネット上が騒然としている様子やヴィクトルが長谷津にいる情報が1瞬で地球を駆け巡る様子は、私が普段見ているスケオタ界隈の様子とほぼ同じでくすぐったいです。

フィギュアスケート選手はエキシビジョンの練習中に仲良くなるんですよね。
そんな国際仲良し動画を上げて下さるシブタニ兄弟のyoutubeはフィギュアファンにはお馴染。
シブタニ兄弟とはアメリカ代表のアイスダンスの選手です。



今週末には本物のグランプリシリーズも始まるし、忙しいシーズンになります!

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